Bright Memories

かすかな記憶、つたない言葉

非ヲタの同期とカラオケに行って気付かされた話

だいぶ前(2015年)に、同期とカラオケに行った時のこと。その日は2人とも夜勤明けの休みで、珍しく*1私が「どっかご飯食べに行かない?」と誘った。駅前の地下街で同期オススメのお店でランチをし、その後は家電量販店を少しウロウロしていた。私はなんとなく目についたカラオケの看板を見て「カラオケ行きたいな…」とボソッと言った。すると同期が「行く?」と言ってきた。自分から行きたいと言ったくせに迷ってしまった。理由は何を歌っていいかわからなかったからだ。カラオケ自体は好きで割と行く方だが、いつも一緒に行くのは師匠かヲタクの友達。同期もヲタクだったが、ジャニヲタではなくアニヲタ。ヲタク違いだ。私はジャニーズの話をしてもいつも何も言わずに聞いてくれる同期の優しさに漬け込み「行く!」と返事をした。一応優しさに漬け込んだ罪悪感はあったので1時間だけにした。

部屋に入って、まずどちらが歌うか。まだカラオケで歌ったことがなかったNEWSの『チュムチュム』を歌ってみたいなと思っていたら、同期が「はい」と先にどうぞとばかりにデンモクを渡してきた。「じゃあ…ちょっと1曲目は歌いたいやつ歌わせて」とことわってから『チュムチュム』を歌った。その後は、お互いに相手が知ってそうな曲や、ある程度検索して出した数曲を相手に見せて指名された曲を歌った。お互いにそれなりに楽しめたと思う。*2
しかし、私がNEWSの『渚のお姉サマー』*3を歌っている時のこと。同期の顔を見ると顔が真っ赤だった。「熱出た?暑いの?」と彼女に聞いたが、首を横にふる。理由を聞くと「だってこの歌詞…」と小さく答えた。
波が寄せるたび 悪戯な胸元
なんにもできなくて けど我慢できなくて もう お願い ねぇ お姉サマー
だけどカラダが触れると もっと熱くなるよ
そして極めつけは最後の
キッスしたいよ
私は無意識にすんなりと何も考えることなく彼らが歌う曲の歌詞を受け入れている。もちろん、私みたいなタイプのジャニヲタもいれば、歌詞を真剣に聴いて分析して楽しんでいるジャニヲタもいるだろう。(私もこっちのタイプになりたかったり…)また、それ以外のタイプのジャニヲタもいることは重々承知している。
ただ、ジャニーズの曲の歌詞を何も考えずに受け入れられる私にとって、同期の彼女の反応は新鮮でしかなかった。

彼女によると、初めに歌った『チュムチュム』から既に歌詞がアカンかったらしい。
隠した欲望 その唇に 触れたいよ
2人の唇が 抱き合うように 燃える夜
ベールから覗く 赤い果肉 割れた隙間から 溢れた吐息 食べたいよ
狂った 唇が 君を欲しがって 踊りだす
以上の歌詞を恥ずかしげもなく歌う私を見て彼女は恥ずかしくなったそう。「恥ずかしくないの?」と聞かれたが、私は自信を持って「恥ずかしくない!」と言い切った。しかし、ジャニヲタになる前の私だったらどう思うか考えた。私もきっと同期と同じ反応をするだろう。知らず知らずのうちに、恥ずかしげもなく『キッスしたいよ』と歌ってしまっていた自分に気付かされた。これもジャニーズマジックのひとつなのかもしれない。

*1:自称人見知りなので

*2:彼女がアニメ『地獄先生ぬ〜べ〜』の主題歌を歌った後に私が関ジャニ∞の『がむしゃら行進曲』を歌った時が1番盛り上がった

*3:アルバム『NEWS』収録曲