Bright Memories

かすかな記憶、つたない言葉

歌いだしは誰?〜自担から始まる曲が増えているのか問題〜

新年度が始まり、ついにNEWSのツアーも始まった。NEWSのアルバム『EPCOTIA』が発売されて2週間経つが、毎日毎日聴いている。ずっと聴いていても飽きず(まだ2週間!!)、時にステップを踏みたくなるような衝動に駆られつつ、通勤時のお供にしている。オーケストラの壮大さを感じる曲からクラブミュージック、ラテン系の腰を振りたくなる(?)曲に「自分はひとりじゃない」と自信をくれる曲まで様々な曲がバランス良くリストインし、所々に挟まれているINTERが「区切り」だけでなく「INTERが無いことにより曲のメッセージ性が強調されている」という素晴らしい役割を果たしている今回のアルバム『EPCOTIA』。褒めても褒めても褒め切れない(なんで上から?)。今回は、このアルバムを聴いて「あれ、自担から始まる曲多く無い…?」と思ったので、今までの曲よりも歌いだしを担当している曲は増えているのか検証していく。もうすでにどこかのNEWSファンがやっていそうで「何番煎じ?」と言われそうだが、私はこういう類の記事を読んだ記憶が今の所無いのでとりあえずやってみよう。

NEWS 歌詞リスト - 歌ネット

上記の歌詞検索サイトを利用し、自担が歌いだしの曲の数を調べた。今回はアルバム曲のみカウントし、複数人で一緒のメロディーを歌っているものや歌いだしがサビのものはカウントしない。ただし、複数人でも自担がメロディーで他のメンバーがハモりの場合はカウントする。なお「歌いだし」は、上記のサイトで検索した際に出てくる「歌い出し」のことを指す。

1stアルバム『touch』(2005)

0個

2ndアルバム『pacific』(2007)

『Change the World』…“もぅ耐えらんないぜ毎日が退屈”

1個

3rdアルバム『color』(2008)

0個

4thアルバム『LIVE』(2010)

0個

5thアルバム『NEWS』(2013)

0個

6thアルバム『White』(2015)

0個

7thアルバム『QUARTETTO』(2016)

『ヒカリノシズク』…“広げた使い捨ての傘じゃ”

1個

8thアルバム『NEVERLAND』(2017)

『Silent Love』…“首筋の跡が消えても”

『流れ星』…“あどけない希望連れて”

2個

9thアルバム『EPCOTIA』(2018)

『TWINKLE STAR』…“綺麗な目をしてたね”

『EROTICA』…“太陽も色褪せるHot chick”

2個

という結果に。デビューした頃の曲に自担が歌いだしの曲は正直無いとわかっていたので、2枚目のアルバム『pacific』で1曲あって浮かれてしまった。その後、まさか3年前の『White』まで歌いだしの曲が0個とは。今回歌いだしが複数人のもの、サビのものはカウントしなかった。もしかしたらこの制限が厳しすぎたのかもしれない。そして「歌いだし」の定義も難しいところだった。例えば今回のアルバム『EPCOTIA』の『IT’S YOU』は自担が歌いだしだと思っていたのだが、自担が歌う“掴んだ瞬間に”の前に“It’s You”と手越さんが歌っている。

ここ数年のドラマ出演が多い自担。そしてそのドラマの主題歌にNEWSの楽曲が使用されることもあったが、自担が歌いだしの曲は『ヒカリノシズク』のみだった。シングルでいうと、この『ヒカリノシズク』の2つ前に発売された『チュムチュム』でついに自担が歌いだしのシングル来たか!?と思ったが、まさかのまさか、「エイヤエイヤエイヤーアーアーアー」が歌いだしだった。衝撃的だった。ずっと歌いだしは自担だと信じてやまなかった私だが、そういえばカラオケに行った時に「エイヤエイヤエイヤーアーアーアー」がテロップで出てきて「そっからかいっ!」とツッコんだ記憶が……今思い出した。

つべこべ言ってしまったが、今回の「自担から始まる曲が増えているのか問題」の検証結果は……

増えている。

「いやいやいや、こんな0→1→2って微妙じゃないか!」とお思いのそこのあなた。違うんです。『チュムチュム』や『IT’S YOU』のようにちゃんとした文章での歌いだし(伝われ!)を自担がやっているパターンもあった。初めの頃のアルバムは他のメンバーと一緒に複数人で歌うことが多く、ソロ曲も音源化されることはなかった。(2012年のベストアルバムでやっと音源化!拍手!) そう思うと、今は自担ひとりのパートが1曲に1フレーズはある。「メンバーが減ったから、そりゃ1人当たりのソロパートが増えるに決まってる」と言えばそうかもしれないが、この検証をしてわかったことがまだある。それは、歌いだしだけでなく、大サビ(大サビ前)などの“おいしい”パートを自担が歌っているパターンが増えたということだ。人によって“おいしい”と思うパートは違うと思うが、私は2016年頃から自担が“おいしい”パートを歌っている気がする。そこで、おまけということで私が“おいしい”と思う自担のパートを紹介する。

7thアルバム『QUARTETTO』(2016)

シリウス』…自己プロデュースのソロ曲を聴いたプロデューサーが「シゲ高音いけるじゃん」となってこの『シリウス』の冒頭部分の上ハモを担当することになった自担。初めて聴いた時は「えっ?誰?シゲ…?」と疑ってしまう程美しいファルセットで。2013年発売のアルバム『NEWS』のソロ曲『Dream Catcher』で自担のファルセットがかなり多用されていたし、なによりこの曲がめちゃくちゃ好きなのでかなり聴き込んでいたのだが、このソロ曲のファルセットよりも更に美しいファルセットだった。

8thアルバム『NEVERLAND』(2017)

『Silent Love』…2017年3月の『ザ少年倶楽部プレミアム』で沖縄に行った4人。そこで自担は「歌うのが楽しい(ニュアンス)」と言っていた。この言葉を聴けてホッとした。そんな自担が自信を持って歌ったこの曲は、ライティングや衣装、ダンスにより妖艶さが表現されているが、それプラス自担の歌声と歌詞のマッチングがたまらない。少し掠れた声で“抱き合ったあの温もりが”と言われてゾクゾクしない人がいるだろうか?検証時にわかったように、自担が歌いだしの曲である。

『ミステリア』…大サビ前を担当。自担の口から出る「愛」という言葉の重さ。だいたいこういう大サビ前のパートはテゴマスが担当すると思っていたので、初めて自担の声が聴こえた時は感激した。と同時にこんな大事なパートを任されて大丈夫なのかと余計な心配をしていた。だが、コンサートでは自信満々に堂々とこのパートを歌う自担がそこにはいて、誇らしい気持ちが芽生えた。

『BLACK FIRE』…ロックなサウンドと自担のハスキーボイスの融合。シャウトに適した声を持つ自担がコンサートの後半でのこの曲を歌うのだが、ハスキー度がかなり増して一瞬アイドルではなくロック歌手のLIVEに来たのかと錯覚する程だった。歌いだしは手越さんなのだが、彼から自担への流れも良い。年下組2人に「魂燃やす準備できてんのか?あ?」と問いかけられている気になる。

9thアルバム『EPCOTIA』(2018)

『UFO』…1番サビ前に“もっと オレが 欲しいんだろ”と言っておいて、2番サビの最後で“そんな 簡単に あげないよ”って。ずるい。この2つのパートを同じ人物が歌っているという信じられない事実。なんだこの連携プレーは。ツンデレにも程がある…(号泣) しかも、“もっと オレが 欲しいんだろ”の部分は男らしく強引な感じで歌っているにも関わらず、“そんな 簡単に あげないよ”の部分はちょっと可愛くはぐらかすように歌うんだからたまらない!この曲は宇宙人の女性が地球人(NEWS)と恋愛して、欲しいものを手に入れようとしていて。更に地球人(NEWS)の愛をも手に入れようと…というストーリー。私も、宇宙人になってNEWSと恋愛して自担にツンツンデレデレされたい…一生のお願いが絶対に叶うならここで使う……。(本気)

『EROTICA』…検証でも挙げている通り、この曲の歌いだしは自担である。この部分の歌詞と自担のハスキーボイスによる破壊力は他の方のブログでもちらほらお見かけするので、あえてここでは書かない。私が思うこの曲の“おいしい”パートは、2番である。サビ前の“目と目合わせ”から自担のパートなのだが、サビ直前に複数人で“EROTICA!”と歌った後に“Ah”と括弧書きである。そこの“Ah”というかなり短いパートに心惹かれ、1番の自担パートの最後に“気絶寸前”とあるがまさにその通りになるような“Ah”で。生で聴いたらまた*1腰から砕けるかもしれない…。

『BLACKHOLE』…他の方のブログでもざわついている自担のパート。“後ろから鷲掴むBody”って、何を?なんて聞かなくてもわかる。しかも自担は大きい人が好きなので大きいのを想像してしまう…。もちろんこの部分も色っぽくてうっとりしてしまうのだが、私は大サビ前の“相性ならば Black & Gold”からの部分が“おいしい”パートだと思う。自担パートの前が小山さんで、音が3つ(違ってたらすみません)だけで語尾は韻を踏んでいてエフェクトの効果もあってどこか機械的で。そんな小山さんからの自担パートは流れるようなメロディーで歌詞も人間的。やはり機械的よりも人間的な歌唱の方がテクニックが必要だと思うので、そのパートを自担が任されていると思うと、徐々に周りから自担の歌が認められてきているんだなと感じる。

ということで、おまけで少し(かなり)話が逸れてしまったが、自担から始まる曲は増えていることがわかった。ここまで「歌いだし」について書いてきたが、私は(歌いだしがサビでない)「歌いだし」は「きっかけ」だと思う。一概には言えないが「サビ」でその曲で伝えたいことを表現する。いわばその曲の「心臓」だ。それに対して(歌いだしがサビでない)「歌いだし」は「顔」だと思う。*2(もしかしたらイントロで好みじゃないと思う時もあるかもしれないが)歌いだしで好みではない曲をサビまで聴こうと思うだろうか?「これから何が始まるんだろう?」「どんなストーリーなんだろう?」と、妄想を掻き立てるような歌いだしの方が聴きたいと思わないだろうか?そんな、人間でいう見た目を担う歌いだしに、自担の歌声が選ばれることをとても光栄に思う。

*1:過去のコンサートで自担の歌声に腰から砕けて記憶が飛んだ経験あり

*2:時に「サビ」か「顔」の役割を果たすこともあるが